※自衛隊協力本部の「募集事務所」とは、全国の都道府県に設置されており、各地域で自衛隊への募集や採用広報活動を行っている地本の重要な拠点である。その中でも自衛隊東京地方協力本部足立地域事務所は、地域に根差した活動を展開し、「ここは、あなたのサードプレイス」をコンセプトに、単なる情報提供だけでなく、志願者一人ひとりに寄り添った支援を強みとし、その一環として、事務所の一部スペースを開放し、利用者がリラックスできる自由な空間を提供している。
先日、足立地域事務所が改装し、くつろぎすぺーす「ADACHI BASE」としてNewOpenした。今回は、我々新聞委員会がTDUPRESS新入生歓迎号の作成作業を行うために実際に使用した。感想を含め紹介したいと思う。
アクセス
「ADACHI BASE」は、防衛省自衛隊東京地方協力本部足立地域事務所内にある。足立地域事務所は北千住駅西口より徒歩7分に位置している。大通りに面しているため迷うことはないが、ADACHI BASEはビルの一室にあるため、少し見つけづらいだろう。
▲ADACHI BASEの入り口
快適な空間
ADACHI BASEは、作業に集中するための環境が整えられている。Wi-Fiが完備されており、オンラインでの資料の共有もスムーズに行うことができる。
▲実際の作業風景
さらに、部屋の奥には大きなソファと複数のクッションが置かれている。そこは「くつろぎすぺーす」であった。ぬいぐるみなども並べられており、堅苦しい雰囲気はなく、温かみを感じる空間となっている。作業に集中したいときは机に向かい、休憩したいときはソファに腰を下ろすなど、オンとオフを切り替えながら過ごすことができる。
▲くつろぎすぺーす
また、部屋には大型モニターが設置されており、パソコンと接続すれば資料を映し出すことができる。複数人で作業するとき、1つの画面を共有できる環境はとても魅力的である。
実際に利用した感想
今回、我々新聞委員会は新入生歓迎号の作成を目的にADACHI BASEを利用した。8人で作業を行ったが、各自が十分な作業スペースを確保できるほど広々としていた。それぞれが自分のパソコンを広げ、記事の執筆やレイアウト調整を行う中で、設備の整った環境がいかに作業効率を左右するかを実感した。
昼食時には、近くの飲食店でテイクアウトをしたり、すぐそばにあるコンビニや自販機を利用したりすることができた。また、出前の注文も可能である。温かい食事をとりながら作業を続けることができた。食事のために遠出する必要がなく、限られた時間の中で効率的に作業を進めるには適した空間だった。
まとめ
今回、ADACHI BASEを貸し切りで利用させていただいた。普段自宅で作業をしているときよりもはるかに効率よく作業を進めることができた。
自宅ではなかなか集中できない、あるいは新しい作業場所を探しているという人にとって「ADACHI BASE」は魅力的な空間だ。大学が閉まっている期間や気分を変えて作業したいときなど、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
▲トウチ君