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第3回 大学生によるあだち未来スケッチ ACTION!

 2024年6月30日、足立区生涯学習センターにて「第3回 大学生によるあだち未来スケッチ ACTION!」が開催されました。このイベントには、足立区近隣で活動している数々の大学のサークルやゼミ、法人を立ち上げた大学生が参加しました。大学を超えて学生同士、地域や企業の方との交流ができる機会として、地域活動の発表と交流会が行われました。

地域活動報告会

 今回のイベントに参加した、帝京科学大学、東京電機大学、東京未来大学、文教大学、聖徳大学、千葉商科大学、ロボットスポーツ協会(青山学院大学、早稲田大学)の7つのグループによる、地域活動に関する発表が行われました。それぞれのグループの活動について、概要を紹介します。

  • 帝京科学大学 学校教育学科 CMB
      小学生と様々なスポーツを通して交流を図る。大学生が企画、周知を行っており、定期的に続けていくことを目指している。
  • 東京電機大学 ボランティア部らいふ
      普段の活動として、エコキャップ活動、地域の清掃活動を行い、他にも足立区内のイベントに参加、小学生向けにChatGPTを用いてWebサイト制作をするプログラミング教室を開くなど、多種多様な活動を行っている。
  • 東京未来大学
      人口減少を防ぐための地域活性化を目的に千住の有名スポットを巡る街歩きを提案している。また、別の取り組みとして、大学のゼミと企業と共同でコーヒーやブレンド茶、菓子を開発、ブランドとしてのデザインや、販売戦略を学生が考案している。
  • 文教大学 黛ゼミ
      バリ島での、ツアービジネスや、特産品を用いた農産観光ビジネスを研究し、バリ島の文化をイメージして作成したキャラクターを用いて、ポストカード、キーホルダー、カレンダーなどを製作、販売している。
  • 聖徳大学 有川ゼミ
      子どもが健やかに過ごす地域社会を目指し、聖徳大学周辺の自然などを活用したネイチャーゲームのイベントを開催、体験教育の実践を行う。
  • 千葉商科大学 勅使河原ゼミ
      千葉県誕生150周年を記念して、山武市の田んぼアートが行われ、テレビなどのメディアに取り上げられた。アートの制作から、収穫物の活用まで地域と関わることで得られる学びを実践した。
  • 一般社団法人ロボットスポーツ協会(青山学院大学、早稲田大学所属学生)
      ロボットスポーツにスポーツやエンタメの要素を取り入れ、社会に普及することを目指して、地域でイベントを開催しロボットスポーツを軸にして様々な人が集まる場を提供する。

▲ 東京電機大学 ボランティア部らいふの発表

グループ交流会

 このイベントに参加者たちが異なる大学、立場の人たちでグループを作り、「学生がつくる子ども支援活動」をテーマに話し合い、意見をまとめるという交流会が行われました。

 25分間のグループ交流の後に、各グループが挙げられた支援活動について発表しました。それぞれのグループで興味深い活動が発表され、中には清掃活動を含めたネイチャーゲームや、農業体験と食育を組み合わせて、子ども達が土に触れる機会を提供するなど、大変ユニークな提案をしていました。

▲ グループの発表の様子