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ステージ幕 旭祭準備の裏側 -旭祭担当責任者インタビュー-

 皆さんは学園祭に行った際、何を見ますか?ちなみに筆者は見たいところだけリサーチして見に行く派です。
 本学の学園祭では特別な公演のためにステージが三つ作られ、団体や芸能人などが多く登壇します。本記事では野外ステージ(3号館前キャンパスプラザ)、特別ステージ(武道場)のステージの幕を制作している担当責任者の方にインタビューしてきました。
 ステージには登場人物を引き立たせるという大きな役割があります。その裏に隠された苦悩とは。是非最後まで見て頂ければと思います。

この企画の見どころはなんですか?

 今年は何よりデザインにこだわりました。去年は無地で寂しかった記憶があるため、今年は華やかな印象になるよう、色鮮やかに作りました。各ステージのコンセプトは、野外ステージは歯車、特別ステージは無限です。特に特別ステージでは、このコンセプトに合わせて竜の尾を交差させて∞の形にし、より視覚的にインパクトのある印象になっていると思います。

この仕事のやりがいはなんですか?

 ステージに出る団体や芸人さんを引き立たせる役割が出来ることです。ステージ自体が何かを出来る訳ではなく、そこに立つ人がいてこそのステージだと思っています。自分が作ったステージの上で様々な人が活躍しているところを見ること、それこそがステージを作る側が一番感動できるポイントだと思います。

▲特別ステージの幕を制作している様子

工夫した点・苦労した点があれば教えてください

 工夫した点は、去年よりデザインに力を入れたことです。それぞれのステージでコンセプトを決め、それに合わせたステージ作りを行いました。特別ステージは1・2年生自らが主体となり、絵の具を使ってデザインしました。
 苦労した点は、デザインをAdobe Illustratorという不慣れなソフトで行ったことです。幕を去年と同じように手縫いでつくる予定でしたが、急遽発注を行うことになり、慣れていないソフトを使うことが必要となりました。
 担当責任者は去年まで、野外ステージと特別ステージで別でしたが、今年から一緒になりました。これにより、担当責任者の負担が多くなってしまったため、単純に負担が倍になったと考えてもらっていいと思います。また私自身が特別ステージを見たことがなかったため、どういったものか想像がつかず、苦労しました。

来場者の方へ一言お願いします。

 ステージという一つの出し物を見に来てもらいたいです。様々な人が野外ステージ・特別ステージに登場します。皆さん、旭祭に向けて準備を重ねてきたと思います。きっと面白いものが見れるはずです。ステージに出ている人を見ると共にステージ自体にも目を向けて貰えたら嬉しいです。

さいごに

 華やかな世界の裏側には多くの人の活躍があり、表面上だけでは理解出来ない努力がされているようです。ステージを見ている際少し視野を広げ、その周りを見てみることも大切です。今まで気付かなかったことに気付けるかもしれません。是非皆さんもステージを見に行ってはいかがでしょうか。