皆さんは学生生活楽しんでいるだろうか。理系大学生である我々電大生は日々課題に追われ、忙しい日々を送っていることだろう。日頃のストレスを発散する趣味を持つことは、大学生活において重要である。本記事では、筆者のおすすめである山登りの魅力を紹介する。電大生の趣味選びの参考になれば幸いである。
登山ってどんな趣味?
皆さんは登山と聞いて何を思い浮かべるだろうか。大抵の人は、難しくて、辛いものだと考えているかもしれない。しかし、筆者がここで断言しておきたいのは、『登山は想像よりもずっと愉しい趣味である』ということだ。事前に下調べし、初心者にあったコースを選べば愉しく、楽に自然を満喫できる。
上級コースを選ばない限り、岩山をクライミングしたり、断崖絶壁で綱渡りしたりすることはないので安心してほしい。また、遭難した時のことだけ考えてしまう人もいるかもしれないが、心配しすぎる必要はない。山では山のルールに従い、注意深く歩けば、問題ない。
現在ではGPSが発達しており、登山アプリ「YAMAP」を使えば登山道から外れた場合は警告してくれる。昔に比べて圧倒的に遭難リスクは軽減されているといえるだろう。あなたも大人の散歩に足を踏み入れてはどうだろう。
ズバリ、登山するメリットとは?
ここでは登山を始めるメリットを2つ紹介する。
ストレス解消!
大きなメリットは、普段の生活のストレスから解放されることである。一旦入山すると、自分が日常生活では絶対見ることのない光景が目に飛び込んでくる。すなわち、あたかも異世界に転生したような気分を味わえるのだ。
加えて、歩行中は「無事に帰ること」だけを考えればよい。それ故、登山での緊張感は我々のハードルを一気に下げてくれる。例えば、課題に追われている状態でも山に登ればすべて忘れることができる。
ストレス社会の現代、登山は最もストレス解消に効果的な趣味であると私は思う。これらは初心者向けコースでも十分実感できるはずだ。
計画性が身につく
2つ目は計画性が身につくことだ。登山では、コースを事前に下調べすることが求められるからだ。事前に地図や、ルートを紹介するホームページを調べ、自分の体力面で歩ききれるかどうか、今の装備で問題ないかを判断する必要がある。しかし、大抵は山渓オンライン、YMAP、その他書籍 等に記載されているため、簡単に調べられる。
近くに温泉がある登山ルートを選べば、下山後に温泉に入ってリラックスすることもできる。筆者は計画を立てている時が一番楽しく、ちょっとした旅行を計画する感覚でスケジューリングしている。
登山を始めるにあたって必要な装備は?
登山を安全に楽しむためには、一定の装備が必要となる。1500m以下の低山であっても、公園に行くような軽装で出向くと危険度が増してしまうことは言うまでもない。しかし、低山の初心者コースをハイキングする程度であれば、最低限の装備でも楽しむことが出来る。ここでは、初心者が登山を始めるための最低限の装備を記載する。参考にしてほしい。
登山靴
最も重要である。登山道は岩などが転がっていたり滑りやすい場所も多い。そんな道でも快適に歩けるように開発されたのが登山靴である。きちんとした物を買えば、足首が固定され、捻挫のリスクを軽減することが出来る。また、グリップ力も高く、岩に足を掛けてもスニーカーより格段と滑りにくい。登山靴は初心者コースであっても用意してほしい。登山用品店は全国に多くあるので、店員さんにぴったりの靴を選んでもらうといい。筆者のおすすめはmont-bellである。入門用であれば、10000円台で購入できる。
ザック
登山専用のリュックサックをザックという。市販のリュックサックでも問題はないが、ザックは重さを腰にも分散してくれるので、圧倒的に体への負担を減らすことが出来る。少し山に慣れてからの購入でも遅くない。日帰り登山であれば、20~30Lの容量があれば充分である。
防寒着
上る山や、時期にもよるが、防寒着は必要だ。標高は100m高くなるごとに0.6℃低くなるといわれている。また、風があると体感温度はぐっと下がってしまう。山の天気は変わりやすいので、防寒着は季節を問わず持っておいて間違いない。登山用のウェアは高機能で快適な山行をサポートしてくれる。もちろん、市販のものを代用しても問題ない。
レインウェア
山では突然の雨に襲われることもしばしばある。そんな時、レインウェアは濡れるのを防ぎ、体温の低下を防いでくれる。登山では、セパレート形式のレインウェアが定番だ。歩きやすく、機能が充実しているものも多い。少し値が張るが、良いものを買えば、快適に登山が出来るだろう。
最後に 見たことのない世界に足を踏み入れよう!
いかがだっただろうか。登山は魅力が多く、趣味としては完成されていると筆者は考えている。記事読んで少しでも登山に興味を持ってもらえたのであれば、それほど嬉しいことはない。皆さんが豊かな趣味と共に充実した学生生活を送ってほしい。